フルーツヨーグルトのかんたん朝ごはん

器店主の朝ごはん
2017.05.14

「黄色い鳥器店」高橋千恵さん vol.2

週末連載「器店主の ある日の朝ごはん」を今月担当してくださるのは、国立にある「黄色い鳥器店」の店主・高橋千恵さん。朝ごはんは軽~く済ませることが多いという高橋さんのコラムには、簡単な食事でも、器の選び方次第で素敵な食卓をつくるヒントがたくさんつまっていますよ。「いい一日になりそう」「今日もがんばろう」と思えるような器使い、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

わが家では、こんな朝食の日もあります。

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バナナやキウイフルーツなどのフルーツをザクッと切ってコップに入れ、ヨーグルトをかけるだけの簡単な朝ごはんです。そんな時には、この大きめのガラスのコップで食べることが多いです。

このコップは鹿児島在住の森永豊さんが、岩手の「光原社」で初個展をする際に作ったもの。「ゴーシュのコップ」と名付けられています。宮沢賢治の童話『セロ弾きのゴーシュ』で、家に帰ってきたゴーシュが水を飲むのはどんなコップだったのだろうと考えながら作ったものだそうですよ。スプーンはタイ土産でいただいたもの。ペラっとした感じが気に入っています。

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この日はお客さまからいただいたパンがあったので、軽くトーストして一緒に。

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同じフルーツヨーグルトでも、こんな感じで漆のお椀を使うのも素敵です。国産漆の約6割を生産しているという岩手県の浄法寺塗。岩舘隆さんの手によって作られたもの。シンプルなかたちなので、汁物以外にも使ってみてほしい器です。

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お椀の時にはこんな組み合わせも。 

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先日、いい買い物をしました。バナナ用のいい器を発見! 染付けのブルーにバナナの黄色がよく映えます。この絵柄が素敵なドラ鉢は、大隈美佳さん作です。

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黄色い鳥器店

他のお店では見かけないような、知る人ぞ知る作家さんや窯元の器、日本各地の民芸品などがぎっしりと並ぶ店。「器店主の ある日の朝ごはん」コラム執筆は、店主の高橋千恵さん。

 

東京都国立市北1-12-2 2F
TEL&FAX:042-537-8502
営業時間:12:00~17:00
定休日:月、火曜
http://kiiroi-tori.com

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