藤岡ちせさん ヘアメイクとして第一線で活躍後、50歳で高知へ。近所の方々にスキンケアの大事さを伝える日々です

sponsored 【連載】暮らしと仕事、これまでとこれから
2023.06.21

 


脇目も振らず懸命に突っ走ってきた時期を経て、40代50代は少しずつ、仕事や暮らし、そして自分自身への向き合い方も変わってきた、という方は多いのではないでしょうか。体調や心、お肌だって毎日絶好調というわけにはいかなくなってきたお年頃だからこそ、自分を大事にしてあげるという意識が芽生えたり、力を入れる・抜くの塩梅が上手になってきたり。この切り替え時に、仕事の面でも暮らしの面でも試行錯誤しておくことは、これからの人生ための大切なステップなのかもしれません。

 


そこで今回、ロート製薬の「肌ラボ® 極潤® ヒアルロン液」のスポンサードにより、3人の方々に「暮らしと仕事、これまでとこれから」についての話を伺う連載をお届けすることに。第1回にご登場いただくのは、ヘア&メイクアップアーティストの藤岡ちせさんです。



東京やニューヨークで活躍後、50歳で故郷の高知に移住し、小さなアトリエを開いて地元の方々のスキンケア相談役に。第一線で仕事をしていた頃とは違う、今は今なりの自分の役割があるのを実感しているといいます。仕事や暮らしを切り替えたその時期、何を考え、そして今、どう感じているかをお聞きするため、編集部スタッフは藤岡さんの暮らす高知へ向かいました!

 


 

若い頃とは大変なことの
種類が変わった40代

高知空港に到着すると、じっとりとした湿度高めの暑さにクラリ。迎えに来てくれた藤岡さんに思わず「南国みたいですね!」と伝えると、「ピーカンの日はもっと日差しが強烈で、南国感が増しますよ。気分は上がるんですが、50代のお肌にとっては厳しい環境なんですよね~」とヘアメイクさんならではのコメントが(笑)。穏やかな笑顔が印象的な藤岡さんですが、東京で仕事をしている頃は、大変なことも多かったそう。


「ヘアメイクの仕事は刺激的で楽しかったですが、我慢しなくてはいけないこと、言いたいけれど言えないことも多かったんです。それでも若い頃は、そういうものだとやり過ごしてきました。ですが、40代で体調も気持ちも揺らぐようになってくると、それらを自分の中でうまく処理しきれず、仕事をすること自体がつらくなってきてしまって……」

 


さらに、終の棲家のつもりで移り住んだ、自然豊かな鎌倉の家での暮らしも、長時間の車移動が体力的にも気力的にも負担に。ふと、「ここで無理して頑張っていることは、自分にとって意味のあることなのだろうか」と感じた藤岡さん。4年ほど前、思い切って、長年の相棒犬・あずきとともに高知へ移住することにしたのです。

 


 

軽やかなトライ&エラーで
新たな役割探し


故郷とはいえ、何十年も離れていた高知には何のツテもありません。地元のテレビ局や制作会社に売り込みに行きましたが、ヘアメイク専任のポジションも予算もありませんでした。そこで試しに、兄が開いていたヘアサロンの1席を借り、月に一度のカットデーを開いてみたところ、あっという間に予約がなかなかとれないほどの人気になったそう。

 


「地元の方との繋がりもできてきたので、自分のアトリエを開くことにしました。とはいえ、今も試行錯誤の連続です。最初は、結婚式とか同窓会みたいな特別な日にプロにメイクをしてもらえる場所を作ろうとイメージしていたのですが、ここにはそんな需要は全くなかった(笑)。でも、入学式とか家族写真とかメモリアルフォトを撮る時はメイクしてもらえたら嬉しい、という声を聞いて、アトリエ内で写真も撮るようになったんです」

 


最初は複数人で開いていたメイクのワークショップも、「人によってアドバイスするべきことがまったく違うってことに気づいて(笑)」と、マンツーマンでカウンセリングするスタイルにチェンジ。いつも使っているメイク道具を持ってきてもらってレッスンするように。また、これまでの知識や経験を生かせたらと、国内外の良質なオーガニックスキンケア用品の販売や、プロのメイクアップアーティスト養成レッスンの募集も始めました。

「ここで何ができるかわからないまま移住してきたので、あれこれ試して、失敗して、次の展開を考えて……と、すべてを一からやり直している感じです。でもなんだか、毎日が充実していて面白いんですよね」

 



日常のための
メイクとスキンケア


藤岡さんが以前、一緒に仕事をしていたのは、美の意識が高いプロのモデルさんやタレントさん。撮影前に藤岡さんがメイクする時はすでに、肌のキメはきちんと整っていて、ファンデーションも気持ちよーくのってくれました。撮影中、少しでも気になるところがあれば、すぐにメイク直しに入ることもできます。シャッターがきられる一瞬のための、カンペキな美を作り上げるヘアメイク。若い頃は、その世界が藤岡さんのすべてだったそう。

「でもそういうメイクは、ほんの一部の世界なんですよね。大多数の人が、自分のため、日常のためのメイクをしている。実に当たり前のことなのですが、私は高知に来て改めてそれを実感させられました」

 


ご近所さんと話をしていて一番違いを感じたのは、スキンケアへの意識だったとか。

「高知はこんなに日差しが強いっていうのに、日焼け止めをつけていない人もけっこういらっしゃって……。『紫外線って、シミと関係あるの?』って聞かれた時は、えええー!と驚くと同時に、『紫外線予防や保湿の大切さを一人一人に伝えていくのも、私の役割だな』と思いました」


 

肌質・年代・性別を選ばない
低刺激の化粧水は
プロの世界でも必須アイテム


肌ラボ® 極潤® ヒアルロン液(販売名:ハダラボモイスト化粧水d)

そんな藤岡さんに、編集部おすすめの化粧水、ロート製薬の「肌ラボ® 極潤® ヒアルロン液」をお渡ししたところ、ことのほか大喜び。

「わー、懐かしい! 実はこれ、東京で仕事をしていた時、お世話になっていたんです。当時はトランクにメイク道具を詰めて運んでいたので、この軽くて割れないボトルが、とてもありがたくて。しかも仕事柄、多くのモデルさんに使うので、低刺激 というのが絶対条件。さまざまな肌質にも安心して使える、頼りになる存在でしたね」

*弱酸性。無香料・無着色・オイルフリー・アルコール(エタノール)フリー・パラベンフリー。敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み(すべての方に刺激が起こらないというわけではありません)。


公私ともに大切な相棒だった「肌ラボ® 極潤® ヒアルロン液」。その保湿力も、魅力の一つだといいます。

「4種類のヒアルロン酸(うるおい成分) が配合されているなんて、すごいですよね。実はメイクをきれいに仕上げるには、土台の肌がきちんと潤っている必要があります。保湿が足りないと毛穴が開いてしまう。それが、ファンデーションの“のり”が悪く、すぐにヨレたり崩れたりしてしまう主な原因なんです。夜寝る前のスキンケアは念入りにしている方も多いと思いますが、実はメイク前の保湿もすごく大事。これは、つけ心地がサラッとしてベトベトしないので、メイク前のスキンケアにもぴったりだと思います」

*加水分解ヒアルロン酸(ナノ化ヒアルロン酸)、アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)、乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液(乳酸発酵ヒアルロン酸)、ヒアルロン酸Na


肌ラボ® 極潤® ヒアルロン液(販売名:ハダラボモイスト化粧水d)

藤岡さんお墨つきの「肌ラボ® 極潤® ヒアルロン液」。持ち運びしやすいことから、旅行に持っていく人も多いそうですよ。



第一線から少し距離を置き、別の形の「自分の役割」を見つけつつある藤岡さん。メイクやスキンケアの大切さや楽しさを伝えるという、縦の軸はぶらさず、方法や対象を変えることで、横の軸を無理なく広げ、楽しんでいます。新たに知ること、自分にできることは、まだまだたくさんある。そんな思いを抱かせてもらった、高知への旅でした。

 

photo:砂原文


 

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【連載】暮らしと仕事、これまでとこれから
第2回 編集・ライター 一田憲子さん
第3回 フォトグラファー 砂原文さん

 

 

ロート製薬「肌ラボ」ブランドサイト

https://jp.rohto.com/hadalabo/

 

ロート製薬

https://www.rohto.co.jp/

Profile

藤岡ちせ

Chise Fujioka

ヘア&メイクアップアーティスト。テレビ、CM、広告、雑誌、ミュージックビデオを中心に活躍し、1998年から3年間、ニューヨークでも活動。美への探求心からハワイのボディトリートメントロミロミとフェイシャルを学び、自宅サロンを開くなど活動の分野を広げる。東京、鎌倉と移り住み、2019年に故郷の高知へ。住宅街の一角に、ヘアメイク、写真、オーガニックコスメなどを楽しめるアトリエ「apartment 102.」をオープン。
https://www.apartment102.net/
Instagram
@apartment_102_
@chisefujioka_hm

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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