脇 雅世さんvol.2 「炭水化物、甘いものを控えて、2サイズダウン」

大人暮らし これからの食卓
2019.12.03

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ボトムのサイズは2サイズもダウンしました。中学生以来のすっきりした体重になっているという脇さんは、たしかにスラリと美しい姿。以前より動きが軽やかになり、膝や腰の負担が軽減された自覚があると話します。そして、何がうれしいって、外国人の友人との記念写真。

「欧米人って『写真撮ろう』って並ぶ時、何げなく腰に手をまわすじゃない? 今までだったら『そこはダメ〜』って心の中で叫んでいたけれど(笑)、それがなくなったの」

欧米人との記念写真でなくても、年を重ねると、ふとした瞬間に二の腕、お腹、背中などの余分なお肉が気になり、「ひゃーっ」となることも多いもの。その「ひゃーっ」がない生活、憧れますね……。

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「ただね、今はこれが心地よくて続けているけれど、ある日突然『こんなのやってられない!』ってなるかもしれないし、それはわからない。とにかく、その時自分が心地いいようにするのが一番よ」

60歳を過ぎ、子どもたちも社会人。前ほどいろいろなことに気を使わなくてよくなったのが「本当にラク!」とすがすがしい笑顔で話します。心地よく生きるためには余分な欲を持たないこと。これが脇さんの今の境地です。

「欲を捨てると、いろいろいいものが集まってくるものよ!」

糖質オフ生活を楽しむアイデア

ビールやワインは
やめて、晩酌は
ウォッカソーダに

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夜のお酒、たくさんはいらないけれど、1日の疲れや緊張をほぐす程度には飲みたい。でも、ビールやワインはそこそこ糖質を含みます。そこで、脇さんが目をつけたのが、糖質をほとんど含まないウォッカ。炭酸水と半々で割って食中酒に。ほどほどが肝心と、2杯までと決めています。

「すっきりした飲み口で、食事の邪魔をしないんです。少し香りを楽しみたい時は、ジンに変えます。今は小さな醸造所が造っているクラフトジンも、いろいろあって面白いの」

高たんぱく質の
ゆで卵が
おやつ代わり

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たんぱく質は体のもととなる栄養素。とりすぎたとしても、脂肪に変わって体にとどまることはないといわれています。

「わが家の食事では、たんぱく質と野菜をバランスよく食べるように心がけています。特に卵は、良質なたんぱく質を多く含み、必須栄養素がまんべんなく含まれている優秀な食材。作りおきができて便利なゆで卵を、立ち食いそばスタンドのようにお皿に積んでおいて、小腹がすいたらおやつ代わりにつまむようにしています。1日に最低2個は食べているかしら?」


→vol.3につづきます

 

「“これから”の暮らしと食卓」より
photo:萬田康文 text:鈴木麻子

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Profile

脇 雅世

masayo waki

料理家。フランスで10年近く、料理を学んだあと、服部栄養専門学校国際部ディレクターを務める。その後、料理教室を主宰し、テレビや雑誌などで活躍。自身の経験を生かし、IH用の鍋や包丁など調理道具の開発にも携わる。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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