【香菜子さん連載】vol.35 おうち時間の楽しみ【後編】

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さて、香菜子さんの「おうち時間の楽しみ方」を教えていたただいている今回の「ピタリなもの」。前編では気軽にできるマフィンをご紹介いただきましたが、後編ではのんびりタイムの中でのお楽しみを見せていただきました。

さっそくひと休みしている香菜子さん。なにやら楽しそうですね。
「ふふふ、おうち時間の楽しみの代表が、マンガなんです。まとめて読める時間があるのがうれしくて、昔読んでいたマンガを引っ張り出したり、ネットで大人買いしたりして一気読みしています」

そのうちのひとつがこちら、山下和美さんの「ダンディーとわたし」。登場する二人が、元俳優とタレントのマネージャーという設定なので、香菜子さんが活動中のモデル業界とも通じる部分があり、10代のころ読んだときとは、また違う感じ方があるのだそう。

「事務所との関係とか、撮影時のあるあるとか、今だからこそ『そうそうそう！』なんて共感できる部分があって楽しいんです。架空の広告代理店で『電報堂』なんていう名前が出てくるんですけれど、10代のときは何も知らずスルーしていたなあと。大人になって読むと、『これって、あの会社とあの会社をくっつけた名前だったのね～』なんていう細かい発見が妙に面白かったりして。この歳になると忘れてしまいがちなキュンとする気持ちも、きちんと思い出させてくれます（笑）」

同じく山下和美さんの「数奇です！」も愛読書。数寄屋造りの自宅を建てた著者のエッセイマンガです。好きなマンガ家さんの暮らしや考え方を楽しめるエッセイマンガは、大人になって「いいな」と思えるようになったもののひとつだそう。

また、最近読んで面白かったという本が、こちらの「アート思考」。「直島アートプロジェクトのディレクターや金沢21世紀美術館の館長を務めた秋元雄史さんの著書なのですが、アートとビジネスのつながりや、アーティスト的な思考や行動の重要性などが書かれていて、これを読んでからアートに対する見方や捉え方ががらりと変わりました。時間に余裕があると、普段はなかなか手に取らないジャンルの本を読む機会も多くなり、世界が広がる感じがしていいですね」

時間があるからこそトライしたいことは、まだまだあるようで、そのひとつが食器棚の整理。「かなりの数をぎゅうぎゅうに入れているので、奥のほうや下のほうにある器はほとんど使っていないような……。ずっとどうにかしたいと思っていたんですよね」

「特に、このあたりの小皿や豆皿をもっと取り出しやすくしたいなあ」

そこで計画中なのが、食器棚の中にもう一段、棚を追加すること。ネットでいろいろ検索して、いまのところ「これを買おうかな」と考えているというアイテムがこちら。これなら気軽に棚のどこにでも、もう一段分の棚を追加できるので、使い勝手がよさそうですね。導入した際は、またこちらでご紹介します！

続きましてはのんびり時間のお供、おいしいお茶です。香菜子さんの最近のお気に入りは、こちらの「ハニー＆サンズ」のシナモンティー。紅茶にシナモンやオレンジピールなどがブレンドされていて、ほんのり甘さがあっておいしいのです。

「ティーバッグなので、気軽に飲めるのがありがたいですね」

さてお次は、外出の機会がなくなると、ついついさぼりがちになってしまう自分自身のお手入れ。香菜子さんはiPadでYouTubeを見ながら、顔の指圧を続けているそう。

「自己流にならないように、先生の言うとおりに、同じタイミングで押していきます。頬骨の下やあごの横のラインを押すと気持ちがいいんです。終わったあとはすっきりして、むくみもとれる気がします」

そして、もっと気軽にできるセルフケアもご紹介。それが、耳のマッサージです。「いつでもどこでも気軽にできるのがいいんです」と香菜子さん。まずは耳の上部分を、上のほうにひっぱって……

次に、真ん中あたりを横に引っぱったら……

最後に耳たぶを下に向かって引っぱります。「耳と頭皮はつながっているので、ヘッドマッサージをしている効果があるのだそうです。血流がよくなって、疲れがとれるし白髪予防にもなると聞いて、気がついたときにちょくちょくやっています」

……と、前編・後編にわたってお届けした香菜子さんの、明るく前向きな「おうち時間の楽しみ方」、いかがでしたか？ これからますます家で過ごす時間が増えてくると思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。みなさんのおうち時間が、より楽しく、充実したものになりますように！

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