カラダとココロを整える方法vol.4 ~息を吐くだけの呼吸法~ アマミヤアンナさん

1週間特集
2016.12.08

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冷えとり健康法をはじめて、「からだっておもしろい!」と心の底から実感したわたしは、次々とホリスティックな知恵を試していきました。アーユルヴェーダ、瞑想、食事療法、ホメオパシー、キネシオロジー……。そのなかで、これは一生ものだ! と確信するようになったのが呼吸法です。

わたしが実践している呼吸法は、呼吸家の加藤俊朗さんが考案した「加藤メソッド」です。加藤さんはもう10年以上、詩人の谷川俊太郎さんの呼吸法の先生を務めていて、『呼吸の本』(加藤俊朗、谷川俊太郎著 サンガ刊)も出されている方。わたしの呼吸の師匠でもあります。

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↑ 加藤さんの呼吸の本。はじめての方には、加藤さんの誘導が収録されたCDがついている『呼吸の本』がおすすめです。

はじめて加藤さんのレッスンを体験したとき、終わったあととても気持ちよかったのですが、冷えとりのように、直感でビビッときたわけではありませんでした。今思えば、冷えとりをはじめて数年たってはいたものの、まだまだ体が鈍感で、深い実感が得られなかったのだと思います。でも、とにかく心地よくて、回を重ねるたびに身軽になっていく感じ。頭じゃなくて体が喜ぶのを感じて、心の深い部分が解放されていきました。

加藤メソッドの呼吸は、「息を吐く」ということを大切に考えています。息を吐きながら、体と心の中にあるいらないものを出しきると、新しい息とともに、新しいエネルギーが入ってくる……そんな感覚です。

呼吸をしていくうちに体がゆるみ、深い呼吸が導かれていきます。単にリラックスしたという感覚だけにとどまらず、頭がクリアになったり、ひらめきがわいたり、視界が広がったり、いいことが起きやすくなる(!)という体験をすることもしばしばです。

呼吸法のいいところ・好きなところは、もう数えあげたらキリがないのですが! 道具が必要ない、というのが優秀だなと思います。基本は「息を吐くだけ」ですから、いつでもどこでも、思い立ったらできるのです。いつ何が起きてもおかしくない現代社会で、見につけておくとよい知恵のひとつじゃないかなと思います。

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呼吸をはじめてまだ4年ですが、もっともっと深めたくて、リーダー養成コースに通い、今では講師としても活動しています。まさか自分が教える側になるとは夢にも思いませんでしたが、教えること・伝えることが、一番の学びになるんじゃないかしら……と、腹をくくりました。

体の仕組みをもっとよく知りたくて、整体の勉強もはじめました。東洋医学の考え方がベースにあり、自然治癒力を呼び覚ますその整体は、呼吸や冷えとりとも共通する部分が結構あるため、季節の体にあわせた体操などは、どんどんレッスンにも取り入れています。

学びはじめて1年ちょっとですが、知れば知るほど、体ってほんとうにおもしろい! 自分の中に点在していた体の知識が、線になってつながり、腑に落ちていきます。とはいえ、呼吸も整体も本当に奥が深くて、しかも技術は日々、更新されていきます。一生かけても追いつかないほどですが、こんなに夢中になれることに出合えただけでもしあわせだなあと、日々励んでいます。
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↑ レッスンでは、息の吐きかた、座りかた、姿勢、あおむけになって行う呼吸、座って行う呼吸などを行います。吐く呼吸を身につけることで、大地にしっかりと根を張り、自分らしさを発揮していくことを目指します。

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Profile

アマミヤアンナ

編集者、呼吸ラボラトリー主宰。約9年、主婦と生活社で暮らしまわりの書籍や編集を手がけ、2011年にマーマーマガジン編集部へ。2012年に加藤メソッドの呼吸法に出合い、現在は講師としても活動している。2015年春、フリーランスとなり、同年秋に手編みの靴下「amine(アミネ)」を立ち上げる。

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