心に効くから、からだも思考も変わるフラワーエッセンスvol.3 ~今月の先生:福本敦子さん

からだ修行
2016.12.24

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さまざまなフラワーエッセンスの驚くべきパワーを伺ったあと、いよいよ私向けのエッセンスを選んでいただくことになりました。福本さんのやり方では、選ぶ前に「今後の自分がどうなっていきたいか」ということを意識するために、実際にノートに書き記します。ちなみに私が書いたのは……大変お恥ずかしいのですが、以下のようなことでした。

「日々の仕事に追われ、目の前に与えられた課題を返すことで精一杯になってしまい、意識が自分自身の中に向かわないのが辛い。仕事とプライベートのメリハリを付け、もっと暮らしを楽しむと同時に、本来やるべき仕事をきちんと見極めたい」

エッセンスの選び方は、カウンセラーの方によってさまざま。ペンデュラムと呼ばれる潜在意識に問いかける振り子のような道具を使ったり、フラワーカードという花の写真をカードにしたものを使ったり。

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「オーストラリアのアボリジニーの方々は、心や身体に何か問題があるときは原生林の中に入っていき、自分が気になる花の前に座り、そこからインスピレーションをもらって、不調を治すそうです。このカードは、それを現代版にアレンジしたもの。花のカードを見てもらって、気になるものを直感で選んでもらうんです」

福本さんが主に活用しているのは、O(オー)リングテスト。エッセンスを必要としている人が親指と人差し指で輪(Oリング)を作り、カウンセラーが指の輪を引っ張り、輪が離れるかどうかで診断をします。必要なエッセンスであれば指はしっかりと締まり、不必要なものであれば指はパカッと開くのだとか。私が右手をフラワーエッセンスの棚にかざし、左手でOの字をつくり、福本さんが「田中さんに必要なエッセンスはこの棚にあります」と言いながら、指を引っ張ります。
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「またまた~~、そんな上手い具合に開いたり閉じたりするもの~~?」と思っていたのですが、驚くことに、決して意識して力を入れたり抜いたりしている訳ではないのに、明らかにパカッと開く棚と、しっかり締まる棚が、明確に区別されていきました。そして棚が確定したら、それをブロックに分け、さらに1本1本に分け……というふうに診ていくと、最終的には、2本のフラワーエッセンスに絞られました。
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私のために選ばれたエッセンスはこちら。奇しくもどちらも「パシフィックエッセンス」というカナダのメーカーのもので、「ニューアティチュード」と「トゥエルブジェムス」の2本。

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「ニューアティチュード」は直訳すると「新しい態度」。パターン化した思考や行動を変えたり、ためにならない習慣を絶ったり、「変わる!」という強い意志にスイッチを入れるためのためエッセンスだそう。カメリア、チックウィード、フォーシシア、フューシャなどのエッセンスが入っています。

「トゥエルブジェムス」は「12個の鉱石」。浄化を促し、活力を与え、古いものを手放してリセットすることを促してくれるそう。と同時に、内なる叡智や霊性につながり、それと一緒に生きていけるようサポートしてくれるとか。即物的な効能というよりは、人としてのステージが上がるようなエッセンス。トルマリン、ラリマー、サファイア、クォーツ、エメラルド、アメジスト、オパールなどのエッセンスが入っています。

ううううう~む。何だか手に持っているだけでワクワクするような、勇気が与えられるような、不思議な気持ち。と同時に、「あ~確かに自分って、思考がパターン化しているかも」「変わる! という意志が弱いかも」と、弱点な部分も見せられたような気持ちもあります。

人は誰もが大なり小なりの問題を抱えていると思うんですけど、フラワーエッセンスを飲んでいると、意識がそこにとらわれなくなって、その根本にある原因のほうが理解できるようになるんです。それを意識することによって、問題がいつの間にかするっと解決していく。人は弱い部分や黒い部分があって当然。それを否定したりジャッジしないで、ただ『自分にはそういう部分があるんだな』と認めてあげることで、変われる部分っていっぱいあるんです。フラワーエッセンスも、そんな自分の根っこの部分を見つめるきっかけに使っていただけるといいと思います」と福本さん。

何とも不思議なフラワーエッセンスの世界。家に持ち帰り、飲み続けてみたところ……ふたつの劇的な変化がありました。どちらも個人的な事情なので、詳細は割愛させていただきますが、ひとつ目はここ半年ほど、心の中にどうしてもひっかかっていた懸案事項が、スルリと解消されたのです。ケガに例えると、傷口はふさがり、直接的な痛みも感じないほどに癒えていたものの、思い出すたびに腹が立ったり、悲しくなったり、大きなかさぶたのように常に感じていたものが、相手の事情でゴソッと剥がれ落ちてしまったのです。あとには新しい皮膚が現れ、何とも言えないスッキリとした心持ちに……。

そしてふたつ目は、私に直接的に関係することではないのですが、長い年月をかけて固く冷たい石のようなものが横たわっていた関係性が、あるものごとをきっかけに、キラキラ輝く宝石のようなものに変化した様子を間近で目撃し、深い深い感銘を受けたのです。そう、まるで「トゥエルブジェムス」のパッケージの絵のように。そして変化を促した奥底にあるものが、とある人の「深い愛」であるのを実感できたことも、非常にうれしいことでありました。
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……って、抽象的すぎますよね(汗)? スミマセン。でも、どちらにも共通して、大いなる癒しを感じ、その結果、何だか生まれ変わったような、新しい自分に会えたような、そんな心持ちになれたことは確かなのです。フラワーエッセンスって、すごい!! しばらく飲み続けてみて、さらにどんな変化が出てくるのかが、楽しみになってきました。

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「コスメキッチン」では、新宿の「ニュウマン」にある「コスメキッチン&ナチュロパシー」および「コスメキッチン代官山店」にて、フラワーエッセンスを販売しているそうです。カウンセリング経験豊富なスタッフさんが対応してくれるので、興味がある方は、一度ぜひ足を運んでみてくださいね。事前予約が安心です。

※体調や心に関する記述など、あくまで個人的な感想であることをご了承ください


photo:砂原 文 text:田中のり子

 

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Profile

福本敦子

Atsuko Fukumoto

「コスメキッチン」PR。21歳のときに、「コスメキッチン」代官山店の販売員として(株)マッシュビューティーラボ入社。代官山店店長、原宿店店長を経て、プレス担当へ。フラワーエッセンスのエキスパートとして、トークショーなども行っている。Instagramのアカウントは@uoza_26
http://cosmekitchen.jp

田中のり子

noriko tanaka

衣食住、暮らしまわりをテーマに、雑誌のライターや書籍の編集を行う。『ナチュリラ』(主婦と生活社)は創刊当初からのスタッフ。構成・執筆をした『これからの暮らし方2』(エクスナレッジ)が好評発売中。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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