「暮らしのおへそ Vol.24」本日発売です!

一田憲子のおへそのすきま
2017.08.30

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朝晩に虫の音が聞こえるようになりました。
いよいよ、本日「暮らしのおへそ vol24」発売です〜!

今回の表紙は、私が大好きなトースト!
私の場合、この倍ぐらいの量のバターを塗って食べます!

巻頭は、斉藤由貴さん。

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この取材以降に、いろんなことがありましたが、
私にとって、この取材は、本当に素晴らしい体験でした。
何よりも、由貴さんの考え方のクレバーなこと!

芸能人の方にインタビューをする時には、前もって、過去に紹介された記事などを読んでいくのですが、
大抵の場合、質問して答えてくださっても、
「ああ、これどこかで読んだよなあ」と思うことが多いのです。
でも、由貴さんは、私がひとつ質問すると、
「え〜っと」。
としばらく考え込む……。
これってすごいこと!
ちゃんと質問について、考えて、自分の中で自問自答して答えを探してくださる。
これは、インタビューアー冥利に尽きます。
そして、思いもかけない方向か答えが返ってきたりするのです。

今回も
「今日、ここに来るにあたって、私の『おへそ』について何がお話できるだろう?って考えてきたんです」
とおっしゃって、
「私のおへそはね『ゆる〜く、ぬる〜く』ってことだと思って」
と答えてくださいました。

それが、今回の特集のタイトルになっています。
そして、その理由がまた面白い!
頑張って、意図的に自分を見せようとするよりも、「ゆる〜く、ぬる〜く」いた方が、
自分の本領を発揮できるそう。

「本領って何ですか?」と尋ねてみると

「自分が意図的に見せようとする姿よりも、一歩奥にあるもの。
 ゆるくて、ぬるいと、奥の奥にある良さが、ひょんなはずみでこぼれ出ると思うんです」と。

この答えには、「なるほど〜!」と唸りました。

「これが私」と思っているそのまた奥に、自分でも思ってもいなかった「私」が眠っている。
「こうしなくちゃ」と頑張ることをやめて、「ゆる〜く、ぬる〜く」いると、
 そんな私が知らない私が、ポロリとこぼれ出るかもしれない……。

うわ〜、そんな私に会ってみたい!
と強烈に思ったのでした。

インタビューでは、くよくよ悩まないコツや、執着を手放す方法、11キロも(!)ダイエットされた
エピソードなど、いろんなお話を語ってくださいました。

本当に由貴さんは、素晴らしい方でした。
ぜひ読んでみてください。

 

そのほか、雅姫さんは、今までどんな雑誌でもみたことのない素顔を見せてくださいました。
男前の雅姫さんは、かっこよかったな〜。
初公開の、お腹を出しての(!!)ベリーダンスシーンもあります。

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京都の「ミタテ」さんでは、「季節の木箱」を。
小さな箱の中に、風景を「みたてる」という粋な世界を教えていただきました。
この取材のあと、早速知人にプレゼントしたら、とっても喜ばれました。

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編集担当の和田さんが最近はまっているというのがきっかけとなった
おへそ始まって以来の落語家さんの取材も。
春風亭一之輔さん、面白かったな〜。
和田さん曰く、どんなに落ち込んだり、悩むことがあっても、
落語を聞くと、笑っている自分がいるそうです。
そうすると「こんな私でも、ここにいていいんだ」と思えるそう。
私は、この話を聞いただけで、本当に感動して、
落語のことはよく知らないけれど、ぜひ取材したい!と思ったのでした。

和田さん渾身の文章は読み応えがあります。


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まだまだ、語りたい取材エピソードがてんこ盛りですが、
今日はこの辺りで。

おへそチームが、会いたい、お話を聞いてみたいと思う人を毎回、ウンウンと唸りながら選んで
追いかける……。その中で、心の底にズドンとくる「おへそ」に出会う。
そんな体験が、この1冊の中にぎっしり詰まっています。

 

ぜひ、手にとってじっくり読んでみてください。 

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