自分の人生は自分で創り出すもの Vol.1 あんざい果樹園 安斎久子さん

暮らしのおへそ
2018.05.07

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震災後、息子たちが移住。 しばらくして、
自分の人生は、自分で創り出すものと
やっと思えるようになりました。
60代からの人生に好奇心をパンパンに詰め込んで
ワクワクと楽しんで暮らしていきたいと思います。

 

福島駅から車で30分ほど。
11月後半の「あんざい果樹園」には、
りんごの実がたわわに実っていました。

「ほら、これ食べてみて」

ともぎたてのりんごを手渡してくれたのはご主人の一壽さん。
明治時代から100年以上続くこの果樹園の3代目で、
りんごのほか、桃や梨も作っています。

「さあ、お茶でも入れましょうか?」 と誘ってくれたのは久子さん。
地元生まれなのかと思いきや、なんと東京出身なのだとか。

「デパートのネクタイ売り場で働いていたのよ」と笑います。

 スキーが大好きで、
仕事を辞めて南蔵王のスキー場でアルバイトを始めた頃、
ご主人の一壽さんと出会いました。ところが結婚してからが大変!

「朝から晩までずっと畑に出ずっぱり。
いったいこの仕事はいつ終わるのだろうと途方にくれましたね。
しかも、三度のご飯を作らなくちゃいけない……。
農家の嫁の大変さを思い知りました」。

 辛いこともあったけれど、決してめげなかったのがすごいところ。
「やることをやってから、遊べばいいんでしょ!」とスキーを再開。
しかも、31歳でインストラクター1級の資格をとり、
47歳で本指導員の試験に合格。福島県では、
最年長記録だったのだとか。

Vol.2に続く

Profile

安斎久子

ANZAI HISAKO

夫の一壽さんは家業を継ぎ、果樹園を経営。久子さんは東京都内で百貨店勤務を経て、福島県のスキー場でアルバイトを。結婚後は果樹園の仕事を手伝う。昔から器好きで、43歳の時に果樹園の一角に「うつわギャラリーあんざい」をオープン。2人の息子を育て、現在は夫婦でふたり暮らし。

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