小松貞子さんに聞きました 大人の靴は、たくさんなくていい。vol.1

大人になったら、着たい服
2016.05.24

おしゃれな人は靴にこだわる、とよく聞きます。でも小松さんは、「これから持つ靴は、ほんの2~3パターンあればいい」といいます。今まで、数多くの靴を履いてきたからこそわかる、靴との向き合い方についてうかがいました。

photo : 和田直美 text : 一田憲子

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 歳を重ねると、若いころとは出かける場所や、過ごす時間が変わってきます。会社を辞めて自宅で過ごす時間が長くなったり、華やかな場へ出かける代わりに、気の合う人とお気に入りの場所でお茶を飲んだり。

「だから、選ぶ靴が変わってくるのは当然だと思うんです」と小松さん。パンプスやミュールなど、靴の種類はさまざま。でも、「今の私のライフスタイルに必要なのは、上質な革のスリッポンと、ちょっときれいめなバレエ&ダンスシューズ、そしてスニーカーの3種類があれば十分」と語ります。

 選ぶのは履いていてラクな靴。ただし、大事なのは何が「ラク」なのかという基準です。

「まずは、木型がいいことですね。これは、足を入れたらわかります。やわらかい革など、素材選びにもこだわりたいところ。すっと足になじんでくれる一足を見つけたいですね」

 自分の暮らしにしっかり寄り添う上質な靴を、数少なく揃える。おしゃれな足元は、自分の「今」を知ることから始まるのだと教えていただきました。

 

『大人になったら、着たい服 2016春夏』より抜粋

Profile

小松貞子

Teiko Komatsu

1954年生まれ。企画を中心に一貫してファッションの仕事を続け、携わったブランドは「カルバン・クライン」「アスペジ」など多数。現在はご自身のブランド「R」のデザインを手がけている。

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