愛媛編vol.3 豊かな緑に囲まれた“お菓子の家”「Ridi(リディ)」~愛媛在住・「暮らしの設計室」福岡美穂さん

わたしの街
2016.09.17

地元おしゃれさんが自分の住む街の、とっておきのお店を案内してくれる連載「わたしの街」企画。9月は愛媛編です。 ナビゲーターは、愛媛にある建築設計事務所に勤務する福岡美穂さん。仕事柄、“空間”の捉え方にこだわりあり! 訪れるだけでも心地いい・気分の上がる素敵なお店をご紹介してくれます。

←vol.2はこちらから

****************

 

photo&text:福岡美穂

 

 

今回は、市街地から足の伸ばしてでも行きたいとびきり美味しいスイーツのカフェをご紹介します。松山空港から車で1時間ほどの距離にある大洲市。古くからの街並みを継承する大洲市の中心街から少し離れた場所にある「Ridi(リディ)」がおすすめするお店です。

 

s-IMG_7943

 

元は、縫製工場だったという建物。

 

 

s-IMG_7941

 

歴史を感じさせるたたずまいとアイアンでつくられた看板が見えてきます。アンティークの扉の前に立つだけで、ここで過ごす時間が心豊かなものになる予感がします。

 

s-IMG_7953

 

店内には、趣のあるアンティーク家具が並びます。これは、オーナーの往田さんの好みを熟知した松山市のアンティークショップ「BOLT」のセレクト。往田さんが作るお菓子と一体となって訪れた人をもてなしてくれるインテリアとなっています。

 

s-IMG_7991

 

壁に飾られた茶器もこだわりのものばかり。私がいちばんにおすすめしたい飲み物は、しっかりとした味わいのチャイアッサム。東京・田園調布にある「Teej(ティージュ)」の茶葉を使用しています。ポットサービスで心ゆくまで楽しめるのも嬉しい気遣いです。

 

s-IMG_8010

 

今日は、定番のミルクレープをオーダー。中に、バナナとゴールドキウイ、そして取材したときの季節の果物である桃がたっぷりと入っていました。やさしい甘みと果物のみずみずしさが、口いっぱいに広がります。まさに口福。

 

s-IMG_8057

 

ふと見上げると窓の向こうに緑が広がっていました。川沿いにあるからか、どんどん木々が生い茂り、気持ちの良い景色をつくり上げています。建物だけでなく、こうした周囲の自然に溶け込んでいるのも心地よい空間を生み出すポイントです。

 

s-IMG_7977

 

こちらのお菓子はすべて往田さんが、ひとりで作っています。家族や友人といった大切な人に食べさせる気持ちで、毎朝3時から作り始めるそう。1から手作業で作り上げる様子は。さながらお菓子の芸術家です。

 

s-IMG_8017

 

「Ridi」だけを目的に遠路はるばる来る人も多いと言います。「この場所で出来るだけ期待を上回るお菓子を作り続けたい」と語る往田さん。私自身も設計を担当したお客様から教えていただき、1度訪れてからはすっかり虜に。日常から少し離れて、なんとなくホッとできるお店なのです。

 


【2月更新】神戸編はこちらから

【3月更新】大阪編はこちらから

【4月更新】神戸編Ⅱはこちらから

【5月更新】京都編はこちらから

【6月更新】名古屋編はこちらから

【7月更新】弘前編はこちらから

【8月更新】福岡編はこちらから

Ridi
愛媛県大洲市西大洲甲609

TEL 0893-57-6780

OPEN 12:00―17:00(売り切れ次第終了)

月・火・水曜定休

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ