土鍋ごはんで朝ごはん

器店主の朝ごはん
2017.02.05

~「テクラ」宮入由起さんvol.1~

 

photo&text:宮入由起

 

静岡県静岡市で器や手仕事の道具を扱う「テクラ」の宮入由起です。2月の「ある日の朝ごはん」連載を担当させて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

我が家の朝ごはんのご紹介、第一回目は土鍋ごはんの朝ごはんです。

 

夫婦と5歳の娘の3人家族で暮らしています。早起きは苦手な私ですが、土鍋のご飯はとっても美味しいので、楽しく続けることができています。

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岩井窯の蓋付き片手土鍋でとびきり美味しい炊き立てご飯を食べることができます。

お米をといで、中火から強火にし、沸騰したら弱火にして7分、そのあと10分ほど蒸らします。案外、すぐに炊き上がります。

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土鍋でご飯を炊くのは時間も手間もかかると思っていましたが、使い始めると炊飯器より断然美味しく、思った以上に簡単です。

美味しくご飯が炊ける土鍋のおかげで、夫が朝ごはんを作ってくれることも多くなりました。これが一番ありがたいです!本当に良いものが我が家に仲間入りしてくれました。

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大好きな風景。道具が変わると、暮らしも変わるなぁとつくづく思います。

 

岩井窯 

奥・ミルク沸しピッチャー(切立形)

右・蓋付き片手土鍋(大)

左・耳付き土鍋 7寸

 

土鍋ごはんの蒸らし中に、ご飯茶碗を用意したり、お箸を並べたり。準備をしているうちに10分はあっという間に過ぎていきます。

また、お味噌汁も岩井窯の耳付き7寸土鍋を使います。この耳付き土鍋は、直接火にかけられるだけではなく、器としても使えます。7寸は一人分のうどんもアツアツでいただけます。

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お味噌汁に欠かせないのが、「重ね煮」です。今回はキノコ、ニンジン、たまねぎの重ね煮を使いました。

重ね煮とは、お野菜を塩と野菜だけで蒸し煮したもの。お野菜同士が陰陽の力を使ってうまみを引き出しあい、さまざまに展開できるお料理の元になります。これがびっくりするほど美味しいのです。一度作っておくと5日ほど保存できます。時々作り置きしておくと、日々の食事の用意に役立ち、とても助かっています。重ね煮は料理研究家の戸練ミナさんに教えて頂き、私自身が感激して、当店でも年に数回お料理教室を開催していただいています(次回は8月に開催予定です)。我が家は重ね煮も岩井窯の蓋付き手土鍋で作ります(蓋つきのお鍋ならどのお鍋でも作ることができますよ!)

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土鍋でお湯を沸かし、重ね煮を投入。お味噌を溶けばあっという間に完成。出汁を入れなくても、お野菜から旨みが出ているので、十分コクのある美味しいお味噌汁になります。お味噌は(できるだけ)すり鉢で擦ってから、お鍋に入れます。このひと手間で驚くほど味が違います。

 

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この日に使用したうつわ 敬称略

・飯碗 前野直史 岩井窯 山本教行 横田屋窯

・5寸皿 小代焼ふもと窯 井上尚之 小代瑞穂 窯 福田るい

・ポット・しのぎカップ 福田るい

・耳付楕円鉢 岩井窯山本教行

・片口 小鹿田焼

・小鉢 陶藝玉城

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耳付きの楕円鉢は名脇役にぴったりのうつわ。深さもあるので、場所もとらずとても役立っています。お豆やしらす、ディップなどちょっとしたものがぴったり収まります。耳付きの形もとっても愛らしく存在感があります。

片口は、鉢として使ってもおすすめです。食卓にリズムが生まれますね。様々な形のうつわ、用途にとらわれず楽しんでみてくださいね。

この日は、海の近くのしらす屋さんで、サクラエビとしらすの釜揚げを買ってきました。静岡ならではの新鮮な食材です。海あり山あり、温暖な気候の静岡はとてもとても恵まれた場所です。ぜひ静岡にもお出かけくださいね。

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うつわ 暮らしの道具 テクラ
静岡県静岡市葵区大岩1丁目1-25

TEL/FAX:054-246-2856

営業時間:12:00-18:00

定休日:火曜+水曜日(そのほかのお休みはブログをご確認ください)

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