真っ白な麻が気持ちいい「ALDIN(アルディン)」のホワイトフルエプロン

今日のひとしな
2017.08.28

~ musubi(むすび)より vol.17 ~

17ALDINのホワイトフルエプロン_01

すぐ汚れるとわかってはいるけれど、今一番心地がいいと感じるのが白や生成りの、綿や麻、ウールなどの自然素材。ここ数年、手元には白い衣服が増えているけれど、真っ白な麻のエプロンだけは、素敵だなぁと思いながらもずっと手にできずにいた。

作業中、衣服の汚れを防ぐのがその役目なれば、シャツなんて比じゃない程に汚れやしみと格闘することになるはず。おろしたての真っ白な一枚についてしまった小さなしみが、もうどうしても取れないというのは悲しい。それが「こんなに白くなるとは!」というお手入れ方法を発見、なんだ、早く試せば良かった。

ついたばかりの汚れやしみは比較的落ちやすいけれど、いつの間にかついてしまったしみはなかなか頑固。しみ取りNo.1洗剤でも、白さに定評のあるせっけんでも、全然太刀打ちできなかった。

17ALDINのホワイトフルエプロン_04

気が付いたらしみがついてしまったお気に入りの白いTシャツ、半ばあきらめていたのだけど「台ふきんみたいに煮洗いしてみよう!」と思いたち、重曹と酸素系漂白剤と一緒に数分煮て冷めるまで放置。水で流してみたら、あれだけ格闘したしみも、首周りの汚れもすっきりと落ち、嬉しさで小躍りしたいほどだった。回数を重ねたり、火にかける時間が長いと生地が傷むのでほどほどに、ではあるけれど、いざという時に必ず落ちてくれる方法を知ったのでもう心強い。真っ白な麻のエプロンだってこわくない。

17ALDINのホワイトフルエプロン_02

富士山の麓の街・山梨県富士吉田市で作られている「ALDIN」のエプロン。真っ白な麻100%、はじめは糊がかかってかっちりとした印象、その後は水をくぐる度に馴染み風合いを増す。

17ALDINのホワイトフルエプロン_03

ふたつのポケットはサイドについているので、かがんだ時にも中に入れたものが邪魔にならない。首ひもと腰ひもが長め、お尻まで包むようなデザインだから身長が高めの方も、男性も合わせやすい。小柄な方なら首ひもを身頃に折り込んで縫い付け、自分の身体のサイズに合わせられる。お気に入りのシャツやワンピースの上に着けても、衣裳のように美しい佇まい。

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そして9月には、「ALDIN」のリネンアイテムが勢揃いする展示会を「musubi」にて開催します。3年ぶりの新しいコレクションでは、ファクトリーブランドならではの「織り方」に注力したクロスを中心に、エプロン、ポーチ、バッグ、Tシャツやコートも登場。常設以外のアイテムを一度に見られる貴重な機会なので、ぜひ遊びにいらしてください。

「ALDIN - 富士山麓のリネン - vol.2」
2017/9/8(金)~16(土) ※9/11(月)はお休み
12:00~18:00

 

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musubi(むすび)

普段の暮らしに、ささやかだけれど美しく、しっかり寄り添ってくれる日用品や雑貨をセレクトしたお店。「今日のひとしな」の執筆は、店主の坂本眞紀さん。

 

東京都国立市富士見台1-8-37
TEL:042-575-0084
営業時間:12:00~18:00
定休日:日、月曜
WEB:http://www.musubiwork.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/musubiwork/
instagram:https://www.instagram.com/musubi_work/

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