「アーコールチェア」が似合うヘリンボーンの床の家【前半】

Comehome!
2022.11.16

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

環境のよい高台に建つ一戸建て。傾斜地に立っているため、玄関が地階にあり、1階の勝手口が道路に面しています。買いものは不便だけど、それでもここに住みたい!と思わせてくれるほど、建物に魅力を感じたそう。その理由とは?

暗かった倉庫が漆喰のおかげで
明るくて気持ちいい空間に

もとは倉庫として使われていただけの暗い場所でした。施工会社のすすめで漆喰風の壁紙を張り、窓枠をペイントしたら見違えるほど明るい空間に。

この記事は『リノベーションでつくる こだわりヴィンテージハウス』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。

【リノベーションDATA】
築年数/37年
間取り/4LDK+納戸→4LDK+WIC
リノベーション面積/160.78㎡(地階/32.11㎡ 1階/74.93㎡ 2階/53.74㎡)
施工/デン・プラスエッグ

この家についていたレトロなドアを
リビングの主役に抜擢!

大きなソファを置くのをやめ、一人1脚ずつのスタイルに。赤はデンマーク、青はアメリカのヴィンテージです。

もともとついていたこのドアはお気に入り。リビングで再利用しました。塗装もせず、ガラスもそのまま。

以前の様子

廊下にあったドアのデザインが可愛くて、場所を移動してそのまま使うことに。

かつてはLDKの隣に和室がある間取りでした。ひと間続きに広げ、広々とした空間に。

憧れていた本棚も作ったら
可愛くてくつろげる部屋に

モデルの雅姫さんの本を見て憧れていた大きな本棚。押入れをつぶして作ってもらいました。造作費用は塗装込みで約25万円。

リノベを依頼する以前に、「デンプラスエッグ」主催の蚤の市で見つけたイギリス製のアンティーク。

建築家が建てた築37年の物件をリノベ

 この家をはじめて見たとき、じゅうたん敷きの階段やレトロな建具など、作り手のこだわりが伝わってきて興奮しました。頭の中で「ここをこんなふうにして、こんな家具を置いて」と妄想していたら、頭の中で細部までイメージが完成してしまったほど。建物の魅力を生かしたリノベーションがしたくて、部屋ごとにプランを練りました。リビングは既存のドアとステンドグラスで懐かしい雰囲気に。その奥の小さな空間は、カラフルな壁紙や塗装でキュートな小部屋に生まれ変わらせました。書きものや読書などをするおこもり部屋にぴったりで。
 どこかで使いたかったヘリンボーンの床はダイニングで実現。プランができてから集めた「アーコール」のチェアや古いガラスケースの雰囲気ともぴったりです。機能性を重視して流し台はシンプルにしたけど、タイルで個性を出せたのは、提案してくれた工務店のおかげです。

記事の後半はこちらより

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