『新 大人の普段着　春～秋編』より　金子敦子さんのおしゃれの研究発表　夏編Vol.3

大人にとって薄着になる夏のおしゃれは悩みの種。
金子敦子さんが持ち前の探究心を発揮して、丈や形、バランスを研究。
夏が楽しくなるおしゃれのコツを発表します！

←Vol.2はこちらから

「大人に似合う
白Ｔシャツ」を
探そう！

白Ｔシャツは肉感を拾うのが気になって、ここ数年は避けてきたアイテム。でも街で同世代の女性が素敵に着ているのを見て「また着たい」と思い、研究することに。

まずは9ブランドをセレクト。ラインを拾うジャストサイズではなく、ワンサイズ上で試しました。その中から透けにくく、値段とのバランスもいい４ブランドを選出。

「ホームスパン」はやわらかくて丈が。短めなのが〇。「チャンピオン」はポケットが高目なので、目線が上がってスタイルアップ効果あり。「ヘインズ」は「ビーフィポケットＴ」のメンズのXSを選びましたが、ストンとしたボックスシルエットがいい。肉厚な「ユニクロユー」は肉感を拾わず、洗っても型崩れしにくい。一見同じでも、それぞれ違い、それぞれのよさがあると実感。シーンに合わせて、上手に着分けたいなと思います。

１｜ホームスパン

２｜チャンピオン

３｜ヘインズ

４｜ユニクロユー

白Ｔシャツベストコーデ

「ホームスパン」の白Tは
はき慣れたスカートと合わせて

１の「ホームスパン」のＴシャツに合わせたのは、キャメルブラウンのスカートとキャンバススニーカー。レザーバッグできちんと感を。「ＴシャツはＴシャツらしく、いつものボトムにシンプルに合わせるのが好き」

「チャンピオン」のラフな一枚は
パンツにインしてコンパクトに

フロントにタックが入ったワイドチノに、２の「チャンピオン」のＴシャツをイン。「ラフな素材感なので、パンツを合わせます」。白とベージュを黒で引き締め、サンダルとバッグのロゴの色をリンクさせて。

→Vol.4に続きます

photo：馬場わかな　text：増田綾子

『新大人の普段着　春～秋編』より

←その他の金子敦子さんの記事はこちらから