シンプルな服に小物を足し算。着こなしのスパイスは自分の「好き」に正直であること 広田とも子さん Vol.1
あるときは、ユニークな白いフレームの眼鏡。あるときは、ゴルフボールほどの大きさのネックレス。あるときは左右色が違うスニーカー 。広田さんに会った人は誰もが、そのディテールに目が釘づけになるはず。「おしゃれは楽しくなくちゃ」と弾ける笑顔で教えてくれました。
若いころから洋服も新しい世界の扉を開けることも大好き! 外資系出版社に勤務後、アメリカに留学。子どもに日本語を教えていたそう。「父に呼び戻されて、泣く泣く帰国。帰りはタンカーに乗せてもらったの。男性の船員ばかりだったけれど、楽しかったなあ」と教えてくれました。
帰国後は、大手広告代理店に勤務。高校生のころから、おしゃれの基本は「自分の好きなものを着る」だったのだと言います。結婚を機に退職し専業主婦に。「でも、それだけではつまらなくて……」と知人のアパレル会社を手伝うようになりました。鎌倉駅の近くに、間口1間ほどの小さなセレクトショップ「リミニ」をオープンさせたのは、およそ10年前のことです。
photo:大森忠明 text:一田憲子
もっと詳しい内容は、ただいま発売中の
『大人になったら、着たい服 '21-'22 秋冬』でご紹介しています。
ご覧になってみてくださいね。
Profile
広田とも子
出版社勤務を経て渡米。帰国後は広告代理店に勤務。結婚出産後、アパレル会社を手伝いながら、北欧のアンティークを扱う小さなお店をオープン。2011年に鎌倉で洋服とアクセサリーを扱うセレクトショップ「リミニ」を開く。
Instagram:@rimini_kamakura
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