インドからの素敵な手仕事 「muni*」の‟カンタショルダーバッグ”

今日のひとしな
2022.10.12

~「ソコノワ」より vol.12 ~

こんにちは。「ソコノワ」スタッフの高橋です。本日は、インドで紡がれた伝統的な布から作られた‟ひとしな”をご紹介します。

「muni*(ムニ)」は、武田さんという女性が2021年にはじめたブランドです。

インドの職人たちとのやり取りを含め、納得のいくものづくりに真っ向から取り組んでいます。

インドの職人たちと作り上げる「muni*」のカンタショルダーバッグは、現地の古くからの技術を日本で使う方々に馴染むようにデザインされています。

カンタというのは、使い古したサリーを重ねて刺し子刺繍を施し、赤ちゃんのおくるみや敷物として使ってきたもの。写真からもその布地の「味」が感じられるかと思います。

紐の部分には木版プリントを施した布を使用。もちろん、ひとつひとつ丁寧に作り上げている一点ものです。

お話の中からも、根っからのインド好きだということがひしひしと感じられる武田さんは、インドで作られた服や雑貨などを扱う会社で働いた後に独立。それはちょうど、新型コロナウイルスの影響で海外への移動が難しくなった時期でもありました。その苦労は想像できません……。

そんな「muni*」の出来上がった服やバッグを見せてもらうと、直接会えずとも現地の方々とのやり取りに工夫を凝らして、決して骨惜しみしなかった様子が感じ取れます。

「ソコノワ」とのお付き合いはまだ短いのですが、はじめてこちらを訪れていただいた際には、わざわざたくさんの服やバッグを持ってきてくださいました。そんな風に苦労を厭わない、そして淡々とわかりやすく説明する姿に、確かな意志を見せていただいたひとときだったのを覚えています。

「muni*」のバッグは派手さはないにも関わらず、「ソコノワ」の店内でも注目されることが多いです。

とあるお客さまが、奥様が好きそうだということで写真を撮って奥様へ見せてくださり、その日のうちに奥様からご購入のお電話をいただくというようなこともありました。

大量のものづくりはむずかしいでしょうが、だからこそ「muni*」のアイテムは、ひとつひとつの服やバッグへの愛着がたっぷりわきます。ひとりではできないこの手仕事、異国の地から「muni*」を通して「ソコノワ」まで届いているという背景も感じ取っていただけるとうれしいです。

インドのものに限らず、「ソコノワ」では世界各地のものが不思議なバランスで揃っています。もちろん日本のものもたくさん。どうぞオンラインショップでご覧くださいね。

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ソコノワ(川越)

住所:埼玉県川越市南通町16-5 ヨシダビル1F
電話:049-299-7285
営業時間:12:00~18:00
定休日:不定休
instagram:@sokonowa
HP : https://www.sokonowa.com

 

 

 

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