ベトナムの古切手とミニバッジ

今日のひとしな
2020.03.31

~ 「cholon(チョロン)」より vol.31 ~


こんにちは。「cholon」が担当してきた「今日のひとしな」も今日で最終回。1カ月間お読みいただきありがとうございました。最終回は「cholon」の原点でもあるベトナムの小さな雑貨を紹介します。ちょっと懐かしい雰囲気がする古い切手と、小さなピンバッジです。

切手セットは全部で5種類。5枚または6枚の使用済みの古い切手をセットにして販売しています。切手に書かれている料金を見ると、今のベトナムの通貨dong(ドン)とは違うxu(シュウ)という単位。今では使われなくなったドンより小さな数字を表す単位のようです。

花柄が4種類と鳥の柄が1種類。同じシリーズの色違い、柄違いの切手をパッケージしています。どれも優しい色使いで、かわいらしい。「cholon」は昨年秋に再オープンして以来、お買い物していただいた商品を入れる紙袋にこの切手を貼って使っています。実は「cholon」が20年前にベトナム雑貨店としてスタートしたころにも、こんな風に紙袋にベトナムの古切手を貼っていました。時々、昔のお店を知っているお客様から「懐かしい!」と言っていただくことがあります。

切手の使い方は特に決まりはありません、コラージュの材料に使ってもいいし、シールのような感覚で使っても。小さなフレームに入れて飾ってもかわいいです。

もうひとつ、ベトナムの小物を。こちらも少し懐かしい雰囲気、そしてどことなく社会主義の気配が感じられるデザインのピンバッジです。

直径2cmほどの小さなバッジに国旗や地図、鳥のマークなどが描かれています。文字はベトナム語で「生徒会」や「若者」と言った単語が入っているようです。カーディガンの胸元やバッグなどにさりげなく付けるのが似合いそうですね。

「cholon」の名前の由来となっているのはベトナムのチャイナタウン。札幌とホーチミンとを行き来していた10数年間は現地に部屋を借り、雑貨や布などを探して市場などあちこちを歩きました。

この記事を書いている今は、ウイルスの蔓延のため、世界中と行き来ができなくなってきています。正しい対処かと思いますが、自由に旅に出られなくなったり、穏やかな暮らしができなかったり、本当にさみしい状況です。

いつか平穏な日々が戻り、安心して旅ができるようになったら、まずはどこへ行こうーその日を思い描きながら、早い収束を願いたいと思います。

今日まで1カ月間ありがとうございました。暮らしとおしゃれの編集室のみなさんにも感謝申し上げます。この連載は「cholon」店主の佐々木智子とweb担当のキクチマコトでお送りしました。連載は終わりますが、札幌のお店で、また「cholon」のサイトSNSでお会いできるのを楽しみにしています!

ベトナム 切手セット 330円
ベトナム ミニバッジ 440円
https://cholon.website/collections/zakka

 

最後はベトナムで撮ったポラロイド写真を。私(佐々木智子)の好きなベトナムの風景や街のスナップです。



 

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cholon(チョロン)

住所:札幌市中央区大通17丁目1-7 庭ビル1F
電話:011-302-3333(庭ビル代表)
営業時間:午前11時〜午後7時 ※現在は12時~17時までの短縮営業中
定休日:日曜、月曜(月曜が祝日の場合は火曜代休)、年末年始
https://cholon.website/
instagram:@cholonshop 

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