計画から完成まで約5年!家づくりで外せなかった唯一の条件とは?(後半)

Comehome!
2023.01.19

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

家づくりでリクエストしたのは、ゆるりと家族とつながれる家。吹き抜けのダイニングや、扉がほとんどない間取りのおかげで、常に子どもたちの気配が感じられるように。Ⅱ型のキッチンや、2階に吊り橋のような廊下を設けて、家族みんなが楽しく暮らせるマイホームになりました。

この記事の前半はこちらより
この記事は『30代夫婦が建てたナチュラルな家 家時間にこだわる人の住まい15軒』より抜粋しています。
その他の施工実例はこちらより

間仕切り壁を最小限にしたり
吹き抜けにしたりしたので
料理中も2階にいる子どもたちの
気配を感じられます

吊り橋風の廊下の奥は和室、左がWICです。壁の奥でつながっているので、ぐるりと回遊することができます。

家族の寝室となっているこの部屋は、将来の子ども部屋。カーテンを閉めればプライバシーも確保できます。

ニッチを設けて手に取りやすく

サニタリーの壁にはニッチを設けました。メイク道具や整髪料など、よく使うものがすぐに手に取れます。

家族4人分の靴もしっかり収納できます

風除室を兼ねた玄関。ここで靴を脱ぎ、家に入ります。正面の扉は薪置き場への出入り口となっています。

夫の実家だった場所に建てました。もともと植わっていた植栽が素敵だったので、そのまま生かしています。

掃除や片づけをラクにできることは
家づくりの重要なテーマでした

 仕事柄ほとんど夫が家にいない完璧なワンオペ育児の私にとって、掃除や片づけをラクにできることは家づくりの重要なテーマでした。そこでこだわったのが収納。もともとはオープンの収納を提案されていたけど、ホコリがたまって掃除が大変になると思い、人目に触れやすい場所は引き出しをつけてもらいました。生活感を抑えられるから、視覚的にもプラスに!玄関を入った左手にパントリーとしても使える収納庫を設けたり、サニタリーに小さなクロゼットを配したりと、適材適所の収納のおかげで、スムーズに片づけができます。
 家事が時短でき、自分の時間をもてるから、焼き菓子作りも集中して取り組めます。2階はぐるぐるまわれる回遊式の間取りにしてもらったり、吊り橋のような廊下を設けてもらったりしたことで、子どもたちも自分自身で遊びを見つけ、私が相手にならなくても楽しくすごせているよう。私だけでなく、家族みんなも楽しく暮らせるのは、うれしいことです。

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