収納見直し週間vol.3 なにかと便利な収納ボックスを使い倒す大作戦

編集部ブログ
2020.02.26

引っ越しを機に収納を見直したウメダの1週間ブログ特集から約2年。編集スタッフ森も10年ぶりの引っ越しをして、同じく自宅の収納を再構築してみました! 全4回にわたってお伝えする、ズボラ収納ブログ。第3回のテーマは「収納ボックスを活用してみる」です。

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今日のお題は、収納をテーマにする上で絶対に欠かせないアイテム「収納ボックス」です。文房具や薬、食料品など、こまごまとしたものを仕分けるのにとても便利だとはわかっていたのに、これまでの私は昔ながらのズボラ収納。ごちゃっとまとめて入っている中からごそごそと探し、「あれ、おかしいな、ここにあったはずなのにな。じゃあこっちの棚かな、いや、この前捨てたのかも……」といったことを繰り返す日々でした。


そこで今回の引っ越しを機に、収納ボックスを上手に使い倒そう!という目標をかかげ、シンプルで使いやすいといううわさの収納ボックスを買いに100円ショップ「セリア」へ。両手に抱えて持ち帰ってきたのがこちら、大きさ違いの3種のボックス「ラッセバスケット」。取っ手つきなので、収納棚の引き出しとしても大活躍してくれそうです。


左の浅く広いタイプは書類入れに、中央のほどよいサイズはこまごまとしたものを、右の深さのあるタイプは袋や箱ものを立てて収納するのにぴったり! ちなみに左の2つは、欲しかったアイボリーカラーが売り切れていてとりあえず白を購入したのですが、色が揃っていないと収納がきれいに見えないという当たり前のことに持ち帰ってから気づき、その適当さと計画性のなさに、自分で自分にがっかりしたのでした(なので白バージョンは、別の場所で活用するべく思案中)。


まずは、アイボリーカラーをたくさんの数ゲットできた深型タイプの活用法を考えてみます。これまで、わが家で「あれがない、あれはどこ?事件」が一番多かった薬たちを、ひとつのボックスに集約。すっきりー。風邪薬などの箱ものと、マスクやシップなどの袋ものの2つです。ボックスが大きすぎるとごちゃごちゃになってしまうし、小さすぎると入りきらない、そのどちらもを解決してくれる絶妙サイズ、測ってみたら19×28cmほどでした。このサイズなら隙間収納にも活躍してくれそうですね。


というわけで、薬箱たちはこんな感じで戸棚の中におさめることに。高さを変えられる棚なので、収納ボックスに合わせて高さを調節。10年選手の「無印良品」のダンボールボックスやスクエアかごたちと組み合わせて、「ここにくれば、なんでも揃っている場所」をつくった感じです。 今まで部屋中を探し回っていた無駄な時間はなんだったの? と、この1か月で100回くらいつぶやいたほど、ほんと、この収納便利ですー。


ちなみに、ダンボールボックスの中はこのような具合。右はクイックルワイパーやハンディワイパーの替え、左は(捨てるに捨てられない)ポストカード類です。


あえて収納ボックスに入れなかったものたちもあります。それがこちらの文房具。ごちゃっとしている中からお目当てのものを探し出す作業がストレスだったため、「並べて見渡せる収納」に変更! 使い終わって収納するときも、戻す位置が決まっているほうがスムーズで気持ちいいものなんですねー。また、こうやって並べてみてはじめて、わが家の文房具は意外とモノトーンで統一されていたことも知りました(笑)。


この絶妙サイズの収納ボックス、ほかの場所でも使えないかと部屋の中を探索。いい使い方をなかなか見つけられずにいた、キッチンの吊り戸棚で活用してみることにしました。



缶詰と袋ものの食料品を分けて収納したり、常備している大量のお菓子たち(!)を立てて収納したりと、最初は「便利じゃーん」と喜んで使っていました。が、1週間ほどしてこの収納……、やめることにしました。
缶詰のボックスは重いので、上から取り出すのがけっこうたいへん。さらに、毎日のように出し入れするお菓子のために、いちいち吊り戸棚の扉を開けて、いちいちボックスをおろす作業が超絶面倒! ということが判明したのです。


そこで結局、ちょくちょくアクセスするものは、一番出し入れしやすいキッチンの引き出しに収納することに。ついでに、お菓子を買うのはこの引き出しに入りきる量まで、という小学生レベルのルールも決めました(笑)。

万能に思えた収納ボックスですが、使い方次第で便利アイテムにも面倒アイテムにもなるのだなあと実感。はじめて知ることも多く、ちょっぴり大人の階段をのぼった気分の、引っ越し1か月目の週末でした(ほんと、収納意識レベルが低くてすいません)。

さて、最終回の明日は、キッチン収納についてお届けしまーす。

 

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