新潟に伝わるマンガン染めで作った「星紋」の布小物

今日のひとしな
2017.06.12

~ 遊 中川より vol.5 ~

「遊 中川」では、シーズンごとにひとつかふたつ、その土地独自の染織をテーマに「産地のテキスタイル」というシリーズを作っています。

2017年初夏に取り上げるのは新潟県・マンガン染め。

3

マンガンと酸素の化学反応によって染めるマンガン染めは、元々、手間の掛かる織絣(かすりおり)を効率的に量産するため、大正初期に新潟県見附市で生み出された手法です。

黒地に白い絣の入る「白マンガン」が主で、夏の着物を中心に用いられました。昭和初期まで栄えましたが、洋装が主流になり徐々に廃れ、今でも製造を続けるのは世界で一軒のみとなっています。

1

その探究心と美意識が作り出した素晴らしい技術をもって表現したのは、満天の星空。新潟の夜空は澄んで美しく、夏の星座に変わる頃には天の川が水面に映り込み、辺り一面が星で満たされます。マンガン染めにより、時間とともに柄が現れる様子は、まさに暮れた空に星が浮かんでくるかのよう。

2

繊細な柄をそのまま活かしたストールは、端にフリンジをあしらっただけのシンプルなデザイン。

4

手のひらにのるくらいの小さなコサージュも、覗き込めば星空が折り重なっています。

新潟の星空をそっと切り取ったようなテキスタイルをどうぞお楽しみください。

星紋の小物
巾着 10,260円(税込)
ストール 10,260円(税込)
コサージュ 価格未定

 

←お店の紹介はこちらから

中川政七商店

1716年(享保元年)創業以来、手績み手織りの麻織物を扱い続ける奈良の老舗。「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げ、「中川政七商店」「遊 中川」「日本市」「2&9」「motta」「花園樹斎」などのオリジナルブランドを展開。日本全国、その土地ごとに受け継がれてきた職人の技や想い、暮らしの知恵が息づく生活雑貨を数多く生み出している。300周年を機に、全国の工芸産地と読者をつなぐウェブメディア「さんち ~工芸と探訪~」をスタート。

 

中川政七商店 表参道店
東京都渋谷区神宮前5-43-7 1F
TEL:03-3409-2260
営業時間:11:00~19:00
定休日:年末年始
http://www.yu-nakagawa.co.jp/p/2428

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ