オムライス作りの名脇役「ATECO(アテコ)」のキッチンツール

今日のひとしな
2018.09.28

~ HOEK(フーク)より 特別編vol.5 ~

9月の「今日のひとしな」は特別編。人気ショップ4軒が再登場して、新たにラインナップに加わったアイテムをリレー方式でご紹介してくださいます。今週は、東京・表参道「HOEK(フーク)」からお届け!

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今日のひとしなは、「こういうの欲しかった!!」という、キッチンツールのご紹介です。

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1905年に創業した「ATECO(アテコ)」社のフレキシブルターナーと、パイスパチュラ。このシリーズは、アメリカの元祖ライフスタイル・コーディネーター、カリスマ主婦と言われているマーサ・スチュワートのおすすめグッズとして紹介され、広く知られることとなった商品なのだそうです。アメリカの一般家庭でも広く浸透している実力派なんですね。

 そのデザインも素敵です。シンプルな見た目に、取っ手部分が輪になっているので、キッチンの壁にフックをつければ、吊るして収納にも便利です。ごちゃつきやすいキッチンに、このシンプルなデザインも嬉しい要素です。道具は日々、そして長く使います。価格も手頃で、デザインも良し。実力も最高のこのアイテムを是非使ってみていただきたいです。

ちなみに、我が家のオムライスは薄焼き玉子でクルンと包むスタイルが基本です。何となく、ふんわりとろとろのスタイルが今時なイメージがありますが、私が半熟卵が苦手ということもあり、完全に独断と偏見で我が家ではそういうことになっています。オムライスといえば、お子様には人気メニュー。家族としてはそんな理不尽な理由に、その一択が迷惑な話にも聞こえる気もしますが、それはそれで割に好評だったんです。誰も文句を言う人はおりません(今のところは)。

作るのは苦手な薄焼き卵。でも味は大好きな薄焼き卵。子供たちのオムライスはミニサイズなので綺麗に作りやすいのですが、大人のサイズともなると中々気合のいる作業でした。そんな時は、菜箸を使ってフライパンにこびりついた端の部分をぺりぺりと剥がした後、その箸2本を隙間に1本ずつ入れてすくい、作っていました。というのも、我が家にあるフライ返しではなかなかうまくできず、私としてはそっちの方が成功率が高かったのです。
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ですが、この「アテコ」のフレキシブルターナーと出会ったことにより、私にとって厄介だった薄焼き卵作りが、ストレスフリーな作業となる日がやってきたのです。もはや青天の霹靂です(笑)。破れない薄焼き卵が簡単に作れることに、毎回感動しています。ステンレス製で硬く、それでいて薄く、しなりがあるのがその理由でした(どんな隙間にも入り込みやすい!!)。

フレキシブルターナーというアイテム名ですが、言わばフライ返し。我が家は鉄鍋派なので、フライパンも鉄製の「ターク」を愛用しており、今までもフライ返しはステンレス製のものを使っていましたが、それと比較すると、作りやすさは段違いです。この薄さとしなりがもたらす効果は、想像以上に大きいものでした。鍋と食材の間にスッと入っていく感覚が気持ちいいのです。

錦糸卵を作る場合も、とにかく卵液をよく解きほぐすこと、フライパンを充分に熱すること、薄く油を引くことは必須条件ではありますが、その工程さえクリアすれば、あとは「今だ」という剥がし時に、端の焼き固まった部分にフレキシブルターナーの角をあて隙間を作ったのち、一気にスッとすべり込ませれば綺麗にはがせるんです。半熟が苦手な私としては、なんなら薄焼き卵でも裏返して、両面焼き出来る程の簡単さでした。

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卵のとき方が甘かったせいで、白身が分離してしまっています(反省点1)。そして、「ターク」のフライパンは重いので、瞬時に卵液を流せず厚みが出てしまいました。軽いフライパンの方が向いているかもしれません(反省点2)。

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若干焦げ目がついてしまっています(反省点3)。ちょっと厚みが出てしまいましたが、破れることなくスッと簡単に出来ました(やったー!!)

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また、パイスパチュラも同様、この薄さです。ピザでもケーキでもとりわけが簡単!! 円形のものの取り分けに重宝しますよ。こちらも同様に薄さが効いて、綺麗に底をすくってくれます。ピザであれば、サイドに歯が付いているので、それで切り分けることも可能です。宅配ピザって、ここまで切れているのに、取り分けようとしたらちょっと繋がってるーなんてことがありがちです。そういった意味では、まさに痒いところに手がとどく感覚!!

ケーキの場合は厚みがあるので、カットする時は、熱したお湯につけたナイフですっと切るのが綺麗な断面が作れます。これは学生時代にアルバイト先のケーキ屋さんでホールケーキを切り分ける時に知った技です。ご存知の方も多いかもしれませんが、これ、知ってると知らないとではその見た目が全然違うんですよね。その店では背の高いステンレスのピッチャーに熱湯を入れ、そこにパン切り包丁くらいの大きなナイフを刺していました。それで、オーダーが入るたびに、一回一回水滴を拭き取りながらカットする感じで、ショートケーキを出していました。熱湯につけるワザ、是非試してみてください。すっとナイフが入り、切るのが爽快ですよ。……と、話が逸れてしまいましたが、綺麗に切り分けられたら、あとはパイスパチュラで美しくとりわけていただければと思います。

フレキシブルターナーとパイスパチュラは、似ているようでいて、どちらにもそれぞれ適したシーンがあるんです。なので、できれば両方とも台所の定番道具として揃えておくと便利ですよ。

フレキシブルターナーは、他にも崩れやすい煮魚をすくうのにもとってもいい塩梅ですし、餃子も焦げ目ごとはがせます。これが、丸いフライパンに渦状に敷き詰めて作る鉄鍋餃子の場合になると、今度はパイスパチュラが便利だったり。一箇所ぐいっと底に滑り込ませた後、歯がついている向きに底をガガガッと一周させると、とっても綺麗にはがせます。そのままフライパンにお皿を被せて裏返せば、お店のような鉄鍋餃子のでき上がりです。

 

「アテコ」フレキシブルターナーと、パイスパチュラ

←お店の紹介はこちらから

 

後半は、私の薄焼き卵の思い出についてお話します!

 

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HOEK(フーク)

ヴィンテージ、プロダクトデザイン、ハンドクラフトなど様々な分野から、食器、インテリア雑貨、日用品、オブジェ、キッズアイテム、ファッションなどジャンルレスに紹介。「今日のひとしな」の執筆は、主に大井美代さん。ときどき大井智史さんも登場。

 

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