【60代の大人暮らし 小暮涼子さん】春が来た! いくつになってもおしゃれは楽しい

頑張りすぎず心地いい、60代の大人暮らし
2023.03.17

発売中の『ナチュリラ』2022春夏号掲載の「母娘で受け継ぐ“古いもの”を慈しむ心」にて、SDGsなおしゃれと暮らしをご紹介している小暮涼子さん。その飾らない等身大の様子にはたちまちの反響があり、先月よりコラム連載をスタート。

最近のSNSは素敵な投稿が溢れていて楽しい反面、「あまりにキラキラしすぎていて、そうでない自分に苦しくなる」という声を聞くことも。「無理しない、背伸びしない、でも心地いい」そんな小暮さんの暮らしぶりを月一連載でお届けしています。


 

いくつになってもおしゃれは楽しい、それが60代(先月64歳になりました)の私の実感です。今回は春に着たい組合せを私の身長(156cm)にセッティングして撮りました。

早くもおしゃれ予算オーバー?!


美容室の帰りに「maison de soil(メゾン ド ソイル)」で大変好みのブラウスに出逢ってしまいました……これも運命ですよね。


白のワイドパンツでさわやかに! 山葡萄のバッグは使い始めて5年経ち、いい色艶になってきました。

 

気負わない普段着のお出かけスタイル


水色の綿ニットにストライプのスカート。足元は、膝痛が発症した50代始めに出会った「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」です。膝の痛みは病院に行ったりしたものの、ストレッチ等を続けるうちに、いつの間にか治りました。


麻のロングスカートは子どもたちにも好評です。短めなところが気に入っている古着のベストを合わせて。

 

家でのスタイルはこんなかんじ


こちらも古着で、リバティの小花柄が大好きなブラウス。綿ローンの裏地がついていたのを袖の部分だけ取り外したら、とても着やすくなりました。


「Journal standard luxe(ジャーナル スタンダード ラックス)」で買った「maison de soil(メゾン ド ソイル)」のチュニックは15年ほど前のものですが、ずっと好きなデザインです。

 

セットアップ風の着こなしも好き


秋にもご紹介した紺のVネックの綿ニットは、白いジャケットとスカートでお出掛けに。

 

10年20年選手や思い出の一枚も


普段にもお出掛けにも着る組み合わせ、ボーダーシャツは20年前の「agnis b(アニエスベー)」です。春の始めのまだ肌寒い日には白いジャケットを合わせて着たりしています。


ピンクの「Lisette(リゼッタ)」の麻スカートも10年ほど前のもの。去年の夏は家の中でもよく着ていました。7〜8年愛用の麻のショップコートはいい感じに色落ちして、ブラウスとパンツのカジュアルな組み合わせとも好相性で大活躍です。


「homspun(ホームスパン)」のブラウスは5年前、産まれたばかりの初孫に会いに行った時に着た思い出の品。デニムやチノパンと合わせて旅にも重宝しています。

 

収納方法もチラリお見せします


この時季、活躍するストールたち。チェック柄はスカートのリメイクなんです。シルク混なのでフワッとした使い心地。他の3枚は麻素材で水色は娘のイタリア土産、右端のグレーは前にもご紹介した、パンツをポシャギ風にリメイクしたものです。


モノトーンが多かったクロゼットも還暦を経て少しカラフルになりました。左はブラックフォーマルや夫のコート、右端はスカート類です。今回の衣替えで1枚だけ(笑)処分しました。

この春は旅に出たり、久しぶりの友達と会う機会も増えそうでワクワクしますね! 皆さんもおしゃれして春を楽しんでくださいね。それではまた、4月に。

 

写真と文/小暮涼子

 

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Profile

小暮涼子

Ryoko Kogure

instagram「@ryoko_kogu

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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