大人のシャツ選びは素材と色を吟味して 主婦 金子敦子さん
50歳を過ぎた頃から「シャツが似合わない!」との悩みが発生したという
金子敦子さん。
試行錯誤の末、大人にもちゃんと似合うシャツがあることに気がつきました。
①「ジャストでコンパクトなサイズ感」
②「肌色をきれいに見せてくれる素材感」
③「今の肌になじむ色」
という3つがキーになるよう。
選び方や着こなし方の工夫で、“新しい一枚”を探してみることに。
最近シャツが似合わなくなって試行錯誤……。
そんな私にもフィットしたのが
ダークカラーのシルクシャツでした
「光沢があるだけで、雰囲気が変わる!」と、シルク素材の魅力に開眼した金子さん。
袖口がフレアで比翼仕立てなところもお気に入り。ドレッシーな印象が強いので、
デニムなどカジュアルなボトムと合わせるのがルールです。
白シャツはボタンを留めてジャケット風に
厚手コットンでしっかり張り感のある「MHL」のBDシャツ。
「裾が短めのラウンドカットなので、ジャケット感覚でボタンを留めて
女性らしく着こなします。着丈52㎝で、ワイドパンツやスカートとのバランスも絶妙」
カジュアルになりがちなデニムシャツは
インしてワントーンでまとめて
「ユニクロ」のデニムシャツは、
「生地がやわらかくて、きれいめに着られる一枚」と金子さん。
第二ボタンまで外して袖をまくり、自然な量をブラウジングして。
ボトムスを濃い色にし、同系色の中にもメリハリをつけます。
プレーンなカラーシャツは
ヒップカバーにもなるオーバーサイズを
後ろが長いデザインの「ZARA」のロングシャツ。オーバーサイズでも
逆に前身頃はほどよい丈なので、ワイドパンツともバランスよく合わせられるのだそう。
第二ボタンまで外し、襟をちょっと抜くような感じで着ると今っぽさも出て
こなれた印象になります。
金子さんのシャツ選びと着こなし、いかがでしたか?
”最近シャツが似合わない”とお悩みのみなさま、ぜひご参考に!
text:田中のり子 photo:枦木功
『ナチュリラvol.37』より
Profile
金子敦子
着こなしブログ「命短し恋せよ乙女★50代の毎日コーデ」が人気。近著『お母さん、その服なんとかしよ!―毒舌ムスメのファッションチェック』(飛鳥新社)も好評。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。