大急ぎで作ったサンドイッチの朝ごはん

「うつわギャラリー陶和」塩川さんvol.3

こんにちは。2023年12月の朝ごはんコラムを担当させて頂いております大阪府豊中市の『うつわギャラリー陶和』の塩川と申します。VOL.3もどうぞよろしくお願いいたします。

今日は、目覚めてすぐ空腹を感じてしまい、着替えている間にゆで卵を茹でて、大急ぎで作ったたまごサンドの朝食です。

◆メニュー
・たまごサンド
・グリーン野菜とチーズのサラダ
・コーンスープ
・ヨーグルトとフルーツ

目覚めた時から何故か、空腹を感じる朝。
今日も仕事が忙しくなりそうなので、エネルギーを蓄えるためにゆで卵を刻んでマヨネーズで和えてサンドイッチにしました。パンは大好きな黒パン。
なかなか出会えないので、出会うと一本買って冷凍庫にストックしておきます。

これで忙しい師走のお店の一日も乗り切れそうです！
コーンスープは、手抜きのインスタントカップスープ。
でもお気に入りのうつわでいただくと、これも美味しい！

今日使用したうつわは、写真中央から時計回りに、
・武曽健一　印花6寸皿
・武曽健一　印花ちょこ フリーカップ耳付き
https://gallery-towa.com/?mode=cate&cbid=2307906&csid=0&page=2

・藤原純　チリトリ皿
・山本雅則　ナローリム　中　緑
https://gallery-towa.com/?mode=cate&cbid=2853446&csid=0

では、うつわを一つづつ紹介してきます

◆武曽健一　印花6寸皿

印花が2列、びっしりと。リムの部分もほぼフラットなので、盛り付けの幅が広がります。リズミカルに押された印花が美しいお皿です。
※印花（いんか）とは、成型された半乾きの素地にハンコを押して模様を刻んでいく陶芸の技法です。

◆武曽健一　印花ちょこ フリーカップ耳付き

驚くほど薄く軽いカップ。持たれた方は、その軽さに皆びっくりなさいます。
こんなに薄いのに、全体に印花を押されるのはきっと大変だろうな・・と思いながらずっと眺めたくなるうつわ。

サイズは少し小さめのそば猪口なので、和え物を入れる小鉢としても使いやすい大きさです。遊び心があり、見た目のカワイイ耳付きのそば猪口は、今日のように熱いスープを入れた時にも持ちやすくデザインと実用を兼ね備えたうつわです。
何故か、耳付きのそば猪口は大阪で人気だそうです。

◆山本雅則　ナローリム　中/緑

山本雅則さんといえば、「しのぎ」。山本さんのうつわにはすべてどこかにしのぎがあります。
実際に、山本さんの工房でしのぎをするところを見せていただいたことがありますが、ろくろの上でリズミカルに迷いなくカンナが動き、アッという間に出来上がっていて驚きました。
このうつわは色も深い緑で、のせるお料理を引き立ててくれます。

こちらの写真は、山本さんのリム皿/平皿/中の上に重ねて、しのぎを楽しんでみました。
ケーキ皿や取り皿として使いやすいリムの平皿もおすすめです。

◆藤原純　チリトリ皿

不思議なかたちのお皿。でもこれが本当に使いやすいのです。副菜を入れても、デザートを入れても、お漬物を入れても絵になります。
純さんのブルーは独特。粗い土とキラキラ光る青のコントラストがとても素敵なお皿です。

藤原さんと山本さんの2人展は、来年2024年の冬に開催予定です。
今から楽しみです♪

→「うつわギャラリー陶和」の記事はこちらから
→その他の『器店主の朝ごはん』はこちらから