なんと創業125周年!ハワイの老舗ホテル「モアナサーフライダーホテル」
Aloha! みなさん、お元気ですか? トラベル&料理の編集ライター赤澤かおりです。時間ができるとチケットを取り、ハワイへ向かう。そんな暮らしを続けて30年以上が経ちました。
この春も、またふらりとハワイに一人旅。そこで気づいたのですが、今年は周年記念のホテルの多いこと! そこで今週は、そんなホテルにフォーカスして、4日連続で連載「暮らすように旅するTravel Hawaii」をお届けいたします。世界中に愛され、観光地としても長い歴史を育んできたハワイの老舗ホテルを、ぜひご堪能ください!

連載3日目にご紹介するのは、“ファーストレディー オブ ワイキキ”の名で親しまれてきた、ワイキキで一番古いホテル「モアナサーフライダー」。なんと今年、創業125周年を迎えました。
創業1901年ということは、ハワイ王国終焉からわずか8年ほど。そんな時代から今に至るまでヴィクトリア調の外観はそのままに、幾度もの細やかな改装を重ね、今もなお美しいお姿であり続けるワイキキのシンボルともいえるホテル。
実は5年前に120周年の式典にも偶然居合わせることができ、今年また125周年の当日にも、という奇跡。まずはそこからして感激でした。

125周年に合わせ、本館のゲストルームがリニューアルされています。正面に海とバニヤンツリー、左手にダイヤモンドヘッドと海、右手にワイキキビーチという、これ以上ないビューが楽しめる本館。


クラシカルで上品な雰囲気も格別で、このホテルに宿泊するならまずはここを予約してほしい! と思うほど古き良きハワイを感じられるところなのです。


低層なので、目線が低く、海も、バニヤンツリーもいいバランスで眺めることができるのも好きなポイントです。

ベッドの下のトランク入れ。置き場に困るトランクですが、これは便利!

創業年の「1901」が刻まれた部屋のフック。一つ一つに歴史を感じます。

さて、125周年の式典が行われた3月11日はお昼前からボールルームで、支配人及び関係者の皆さんのハートフルな挨拶とロイヤルハワイアンバンドによる演奏などが賑々しく執り行われました。
私はというと、なんだかそこに居るというだけで身震いするような、歴史の一部になれたような、創業当時のカラカウア通りやダイヤモンドヘッドを望むまだ何もないハワイの景色などを頭に思い浮かべながら、神妙な気持ちで式典に参列させていただきました。


式典終了後はホテル内のレストラン「ザ・ベランダ」に移動し、華やかなスイーツやサンドイッチ、スコーンなどが盛り合わせられたアフタヌーンティーをシャンパンとともに楽しみました。


一つ一つ手の込んだ繊細なスイーツやサンドイッチは見た目もかわいく、一口で食べてしまうのがもったいないおいしさ!

このアフタヌーンティーは「ザ・ベランダ」で通常メニューとしてもいただけるそうなので、ぜひこの周年記念の雰囲気ごと楽しんでほしいです。

会場では、1935年から約40年間にわたり、このホテルの中庭から全米はもちろん、世界に向けて配信されていたラジオ番組「ハワイ・コールズ」をイメージした生バンド演奏も。これが本当に良かった! 古き良きハワイを思い、私は好きな曲が演奏されるたびにいちいち感動しておりました。

125周年記念のクッキーと、ホテルオリジナルのクッキー、それにアフタヌーンティーでセレクトされたトロピカルな味わいのブレンドティー。これらは「ザ・ベランダ」で購入できます。125周年の缶は今年しか手に入れられない限定品なので「モアナサーフライダー」好きの方はお見逃しなく!
ホテルの創業日は、1901年3月11日。式典はハワイ時間の同日に行われたわけですが、式の最中、日本で東日本大震災があった日でもあること、そして、それに対する愛と敬意があふれる挨拶があったことも私的には胸熱でした。125年もの歴史を刻んできたホテルの式典で、日本に思いを馳せるAlohaな言葉が会場を包み込み、それに対するものすごい拍手! 思わず目頭が熱くなりました。それだけ、ハワイにとって日本は大切な存在であり、長年日本人観光客を迎えてきた中での信頼関係というものを感じた瞬間でした。

今回の記念式典に立ち会えたことで改めて、またここに泊まりに来て、静かな時間を過ごしたいと思った私です。そんな「モアナサーフライダー」の公式サイトには、125周年記念の滞在プランがあり、2027年1月24日までの4泊以上の宿泊なら特別価格で泊まれるそう。私もさっそく、今年の記念日に予約しようと思います。
photo:赤澤かおり
2365 Kalakaua Ave., Waikiki Beach, Honolulu
808-922-3111
0120-988-267(日本国内フリーダイヤル)
https://www.moanasurfrider.jp
Profile
赤澤かおり
料理と旅、暮らしまわりのことを中心に執筆・編集を行う。ハワイ渡航歴150回以上。『THIS IS GUIDE BOOK IN HAWAII』『Travel Hawaii』(ともに主婦と生活社)、『DA HAWAII ハワイ原点回帰』『Hawaii note ハワイ手帖』(ともにKADOKAWA)などハワイにまつわる著書多数。近著に『人生にはいつも料理本があった』(筑摩書房)、編著に『いざ、豊島屋』(KADOKAWA)がある。
Instagram「@kaoriakazawa.akalohasunny」
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。






























