海外の古い図書館でコーヒー片手にゆったり自分時間——。ヴィンテージ好き夫婦が建てたおしゃれな家

Comehome!
2023.02.05

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

〈Yさんの家〉
アメリカの古いアパートメントを思い描いて家づくりを始めたYさん。海外の図書館をイメージしたリビングは、読書や映画を観るのにぴったりなんだそう。スキップフロアや床材など、すみずみまでこだわりぬいたマイホームをご覧ください。

この記事は『30代夫婦が建てた ナチュラルな暮らしを楽しむ家』より抜粋しています。
その他の施工実例はこちらより

リビングは海外の古い図書館をイメージ
ダイニングと段差をつけて個室感を出し
本や映画をゆったり楽しめるようにしました

いずれはバーのように使いたくて、カウンターの高さは110cmに。天板はオイルステインで着色したタモ材。

LDKはひと続きですが、段差をつけ、垂れ壁を設けたことで、個室っぽく使えます。家具配置がしやすいのも利点。

色と質感にこだわって選んだ床材は、「プレイリーホームズ」のアンティークロという、チェスナット(クリ)材。

ダイニングからのこの眺めがお気に入り。階段2段分低いので空間が広く感じられ、落ち着く雰囲気に。

キッチンは部屋っぽくしたくて広めにとりました

シンクの背面には、バックカウンターではなく、テーブルを配置。上げ下げ窓をつけることで、部屋っぽいしつらえに。

デコラティブな扉にすることで、より海外らしく!

キッチン全体の広さは5畳。シンクと壁の間が1.5mあるから、ゆったり。

キッチンキャビネットは入り口脇に造作し、食品や家電をひとまとめ。生活感が出ず、動線も二重丸。

パントリーを食器棚代わりにして見た目にも可愛く

オープンスタイルで出し入れしやすいので、今は食器を収納。ダイニングからは死角になるよう奥に配置。

スキップフロアに広めにとったキッチン
イメージはアメリカの古いアパートメントです

 古着やレコード、ヴィンテージの家具が好きな私たち夫婦。家を建てるときにイメージしていたのが、アメリカの古いアパートメントでした。憧れていたのが各部屋別にいろんなテイストにすること。たくさん写真を用意して、工務店に相談しました。そこで提案されたのがスキップフロアです。リビングとダイニングには段差をつけて、アールのついた垂れ壁でゆるやかに仕切って。リビングは窓も小さくしたから、ゆったり落ち着いて本を読んだり映画を観るのにぴったりです。
 いっぽう、ダイニングキッチンは白を基調にした明るいスペースに。キッチンは海外インテリアを参考に広めにとり、机を置いて棚をつけ、小部屋風のしつらえに。まるで私の部屋のように使えるのがいいところ。夫がリビングでギターを弾いているとき、私はここで読書を楽しみます。夫は「この家、読書をしても、映画を観ていても心地いいね」と喜んでいます。実際、家ですごす時間がふえました。

MY HOME DATE
竣工年月/ 2018年4月
マイホーム取得年齢/夫32歳、妻32歳
家族構成/夫婦
延べ床面積/ 105.78m² (31.99坪 ) ( 1階/ 61.07m² 2階/ 44.71m² )
構造・工法/木造2階建て ( 2×4工法)
設計/株式会社湖都コーポレーション
坪単価/約55万円
☎077-596-3510
滋賀県野洲市小篠原1992-5

この記事の後半は2月6日11時公開予定

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